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ロマ佐賀有田焼が九州陶磁文化館にて1月28日より特別展示

『ロマンシング佐賀 10周年企画展』にて展示したロマ佐賀の有田焼を、1月28日(火)より佐賀県立九州陶磁文化館にて特別展示いたします。まだご覧になられていない方は、是非この機会にご覧ください。

期間・会場

展示期間:2025年1月28日(火)~2025年3月16日(日) 9時~17時(入館は16時30分まで)
会場:佐賀県立九州陶磁文化館 (佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1
休館日:月曜日(祝日・休日の場合は直後の平日)
入館料:無料

展示作品

10周年記念の新作有田焼

「サガ」シリーズを代表するクリエイター小林智美氏、倉持諭氏、直良有祐氏のイラストと、佐賀県の伝統工芸・有田焼がコラボレーション!新たに制作された3作品は、佐賀県有田町の窯元「幸楽窯」と、伝統工芸士の山口浩子氏が手掛けています。

『やさしさと凛々しさ』有田焼大皿

煌びやかで力強い普段の作風とは一線を画す、小林智美氏のファンシーでロマンティックなクローディア、ブラウ、シルベンのイラスト。「生命やいろいろなものにやさしく接する。応援する。」そんな想いが込められています。周りを飾るデザインは「献上花唐草」と「古伊万里金蘭手」を基に描かれています。シルクロードから伝わった異国情緒の可愛らしい花唐草と大航海時代に欧州で人気を博した豪奢な金蘭手様式が、凛とした勇気を感じさせる作品。

『翠の波動』有田焼八角皿

倉持諭氏が描く『サガ エメラルド ビヨンド』の主人公たちを、透明感溢れるエメラルド色の青磁(せいじ)と外周に「古九谷風格子地紋」を施し、作中の連接領域をイメージした八角形の大皿にデザイン。中央は、有田焼伝統技法「柿右衞門様式」にて絵柄を作成。 「サガ」シリーズの技のひとつ「乱れ雪月花」からもインスピレーションを受けて制作されています。

『運命の坩堝』有田焼壺

様々な運命を背負った「サガ」シリーズのキャラクター達を一つの壺に収めた作品。周りの文様は、染錦(そめにしき)と呼ばれる上絵付(うわえつけ)と下絵付(したえつけ)を施した贅沢な技法。下絵付けは、有田にしかない濃筆(だみふで)を用いて面塗りでは無く細い筆先にて描くことで濃淡のある独特の文様となります。上絵付けは、華やかなりし頃の有田で多用された金彩で施され、海賊船のお宝のような重厚感を醸し出しています。
 

ロマンシング佐賀有田焼大皿

2014年に初開催された東京六本木の「ロマンシング 佐賀LOUNGE」で初お披露目された直径62cmの有田焼大皿。「サガ」シリーズを代表するイラストレーター 小林智美氏が直筆で描いたイラストに、伝統工芸士 橋口博之氏が美麗な縁取りの絵柄を描き加えました。有田焼の窯元「しん窯」によって制作されたロマンシング佐賀を象徴する逸品です。